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Special

ゲイシーンから登場した演歌歌手~ずれやまズレ子

現在『マリモに触れたら阿寒湖』がブレイク中の歌手(芸能人)・ずれやまズレ子さんをご紹介!

じわじわと世間に認知されはじめている芸能人・ずれやまズレ子さん。ゲイシーンが生んだスタァとしてぜひ紅白出場を果たしてほしい!という願いをこめて、その愉快なヒストリーや現在ヒット中の『マリモに触れたら阿寒湖』の情報をお届けします。

 昔、まだ千駄ヶ谷に神宮プールがあった頃、毎年9月の最終日に現われて子ども用プールで勝手にシンクロをやる人たちがいるという二丁目の噂が流れました。残念ながらその現場をこの目で見ることはできませんでした…。が、彼らはそのうち「アバ子とズレ子」という名前で歌手活動を始め、「上野24時」「天山ロマンチカ」などのオリジナル曲をひっさげて二丁目でライブをやるようになりました。2004年、昭和の香りとゴージャスさが見事にマッチした日本最大のキャバレー「クラブハイツ」で伝説のゲイイベント「せれぶれぃしょん」が開催されましたが、何を隠そう、その裏で「アバ子とズレ子」が活躍していたのでした。
 残念ながらアバ子さんは理由あって故郷に帰ってしまいましたが、残ったズレ子さんは「ずれやまズレ子」と名前を改め、ソロで作品を発表。「梅は咲いたか…」というSAFER SEXを呼びかける歌やアイヌの言葉を使って恋しい人への思いを歌った「桜(カリンパ)」など、名曲を生み出しました。それと同時に、雁堀あた郎さんやMENなどのミュージシャンをプロデュースして、「PANDORA」などのライブイベントを開催し、ゲイシーンに刺激を与えてきました。同時に、一見ふざけてるように見えますが、老人ホームの慰問で歌ったりという地道な社会活動も行ってきたそうです。
 そんなズレ子さんが昨年制作したCD「マリモに触れたら阿寒湖」が、ついに二丁目を飛び出して世間で売れ始めています。誰もが知ってるあの曲やあの曲…のエッセンスを巧みに取り込み、直接のゲイネタ(下ネタ)ではなく、ゲイテイストな笑いを盛り込んだ、それでいて地球にやさしい(笑)傑作歌謡曲として、北海道では「ご当地ソング」として歓迎され、STVラジオの邦楽チャートでトップ10にランクインしたり、ズレ子さんの地元青森の新聞に載ったり、最近では事務所に入ってタレント活動を始めています。
 ズレ子さんの夢である紅白出場を本気でめざして、これからももっと売れてほしい、活躍してほしいと心から願うものです。

 


ずれやまズレ子1st MAXI SINGLE CD
『マリモに触れたら阿寒湖』 発売:ズレヤマズレコード/販売:VIVID SOUND CORPORATION/ZRCS-2002/1200円(税込)/正規プレス盤

ずれやまズレ子公式サイト「ズレコ・ドット・コム」
blog「オシャベリなオシリ」