今年初となる新宿バルト9での開催を成功させ、マスコミにも注目された東京国際レズビアン&ゲイ映画祭でしたが、後半はいつも通りの青山スパイラルホールでゲイ&レズビアンだらけのアットホームで楽しい雰囲気を楽しむことができました。
バルト9で上映された作品はほぼすべてスパイラルでも再上映されたのですが、みんな新宿で観ちゃってるから青山には来ないんじゃ…という心配は無用で、毎日たくさんの方が訪れていました。『シェイクスピアと僕の夢』などは立ち見どころか入れない方もいたほどで、盛況ぶりを印象づけていました。友達も意外とたくさん来ていて、相乗効果的にお客さんが増えたのでは?とも思いました。今回の映画祭は初めて来場者数が8000人を超えたそうです。よかったよかった。
バルト9はたくさん映画館が集まってるシネコンですので、どうしてもごく一部を借りてるという雰囲気で、ブースもなく、観終わったら帰るしかない感じでしたが、スパイラルは3階全体が映画祭ですから、持ち込んだご飯を食べたりしながら気兼ねなくゆっくり過ごすことができるのがいいなあ、とあらためて感じました。
映画に出演した俳優さんたちが来場するのも映画祭の楽しみのひとつ。今観た作品の主演のイケメンが来場したら、まちがいなくアガりますよね? そんな感じで劇場内もホワイエも大変な騒ぎでした。今回、合計10プログラムでこうしたゲストの来場がありました。もちろんご招待して、かつおもてなしもしなくてはなりませんから、本当にスゴイと思います。
マットはハイスクール時代につきあっていたブライアンが田舎で結婚すると聞いて飛んで帰り、なんとかその結婚を止めようとする。ブライアンも昔を思い出して再びマットにキモチが…というストーリー。フィアンセ役のトリ・スペリング(ビバヒルのドナちゃん)が最高にイイ役。あんな女友達がたくさんいたらすごく幸せ!
上映後、監督さんと主演のイケメン二人が登場し、会場からは歓声が上がりました。ノンケさんなのにかなりファンサービスしてくれて、トークセッションでも活発に質問が飛び交いました。
終了後もホワイエに登場し、大記念撮影大会に。監督さん&主演二人もきっとスター気分を満喫できてご満悦だったハズ。
ブライアン(マッチョボディにクラクラしました)が映画でラブシーンも演じたマットにちょかいを出すの図。やんちゃでかわいかったです。
ボーイッシュなディエゴの恋や偽装結婚したゲイとレズビアンの老いてからの再会など、3つのストーリーが交錯する美しい台湾映画でした。土曜日の夕方ということもあり、ゲイもレズビアンもたくさん訪れていました。
このディエゴ役の女優さんと相手役の女優さん(二人ともすごくビアン受けしそうな素敵な方)が来場したため、終映後のホワイエは大混雑でした…
ちょうど尾辻かな子さんがいっしょに写真を撮っているところです
今年もホワイエ(ロビー)には様々な企業がブースを出店し、会場を楽しく彩っていました。

バディ
・毎年恒例でお客様にうちわを配ったり、人気No.1ゲイ雑誌『バディ』等の書籍やかわいい下着を陳列して目を楽しませてくれました。奥に写っているのがドリンクカウンターです。

ルピシア
・世界のお茶専門店である「ルピシア」は昨年のパレードに協賛したり、LGBTのためのお茶会を開催したり、たいへんフレンドリーな企業です。会場でティーバッグをプレゼントしてくれていました。

BODY SHOP
・こちらも毎年ブースを出して協賛してくれているBODY SHOP。MTVとともにHIV予防のメッセージを発信しているのも有名ですね。今回のブースではフットケアグッズを展示していました。(写ってる方はBODYSHOPの方ではなくスタッフさんです)
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GAY TRAVEL JAPAN
・ゲイの旅行会社GAY TRAVEL JAPANは浴衣やオリエンタルな衣装などで真夏のゲイリゾートを演出。アンケートに答えてくれた方にトロピカルドリンクもプレゼントしていました(左下が冷蔵庫です)

L&G Timpani
・オリジナルの素敵なレインボー・アクセサリーを制作・販売しているL&G Timpaniのブース。レズビアンの方たちを中心に大人気を博していました。オンラインショッピングもOKですのでみなさんもぜひお買い求めください!

LGBTユースエクスチェンジ
・悩めるLGBTの若者たちをサポートしていこうと、ユースのサポートが進んでいる英国ブリストル市役所と提携し、日英のユースが交流する企画が立ち上がりました。ファンドレイジングのためにいろんなグッズを販売してました。
ちょっと時間があるときにスタッフの方とお話したのですが、少ない人数で無償で運営していくのは本当に大変なんだそうです。これだけ質の良い作品を集めるためにはお金も相当かかるわけで(『シェイクスピア』は3000万だそうです)、チケット代や企業の協賛金だけでは足りず…という感じだそうです。
今年は東京ではパレードもなく、レインボー祭りもステージパフォーマンスがなくなるそうで、同じスタッフがボランティアで大きなイベントをやり続けていくことの限界をひしひしと感じます。そういう中で映画祭だけは17年も続いていて(ゲイシーンでいちばんの長寿イベントでは?)、しかも今年は昨年より規模を拡大してがんばっているわけで、その努力には本当に頭が下がりますし、拍手を贈りたい気持ちです。
来年もまた、東京国際レズビアン&ゲイ映画祭で素敵な時間を過ごせることを、楽しみにしています。
(Junchan)