その写真集が「猥褻」であるとして輸入禁止処分を受け、発行元のUPLINK社が10年に及ぶ裁判の末、最高裁で勝利を勝ち取ったロバート・メイプルソープ。(詳しい経緯はこちら)
70〜80年代に世界的な活躍を見せ、男性器も花も等しく「猥褻」に美しく撮る天才フォトグラファーでした。87年にエイズで亡くなり、その早すぎる死が惜しまれました。日本でも何度も個展が開催されています。
メイプルソープが若い時期にパティ・スミスと同棲していたことは有名ですが、パトロンであり、恋人であり、彼をニューヨークのアートシーンに売り込んだサム・ワグスタッフ(アート・コレクター)のことはあまり知られていないと思います。このドキュメンタリー映画は、メイプルソープとサム・ワグスタッフの関係、アートがビジネスとつながる裏の世界、70年代のニューヨークの空気を伝える作品。3月から公開されるそうです。
『メイプルソープとコレクター』Black, White + Grey, a portrait of Wagstaff & Mapplethorpe
2007年/米スイス合作/配給:ロングライド/監督:ジェームズ・クランプ/出演:ロバート・メイプルソープ、サム・ワグスタッフ、パティ・スミス/3月28日「ライズX」にて公開