5月17日「IDAHO:国際反ホモフォビアデー」にあわせて、Idaho-net.が全国各地での街頭アクションの開催を呼びかけています。
かつて同性愛は「人格異常」とか「精神の病」とみなされていました。もちろん精神科医の中にもゲイはいたわけで、カミングアウトしている人は「患者」、隠してる人は「治療者」に分類されるという異常な時代があったのです。が、 1990年5月17日、やっと WHOの「国際疾病分類」から同性愛の記述が外されました。もう同性愛者は「異常」でも「病気」でもないし「治療」も必要ない、晴れて「そのままでいいんだよ」ということになったわけです。
このエピソードは、同性愛自体は自然で、それを取り巻く社会の側こそが病んでいたということを如実に物語っています。この病のことを「ホモフォビア(同性愛嫌悪)」と言います。
この5月17日を記念して、International Day Against HOmophobia(国際反ホモフォビアデー)=IDAHOと呼ぼうということになり、世界中でイベントが開催されるようになりました。欧米だけでなく、アジア各国でもパレードなどが行われてきました。
昨年の「IDAHO」の様子
http://allabout.co.jp/relationship/homosexual/closeup/CU20080608A/
日本では4年前に、TOKYOPride、第10回レインボーマーチ札幌実行委員会、ゲイジャパンニュース、尾辻かな子さんの呼びかけでAct Agaist Homophobiaという企画が立ち上がり、第1回の「IDAHO」街頭アクションが新宿駅南口広場(FLAGS前)で行われました。チラシを配ったりしながら、道行く人にLGBTへの理解と共感を呼びかけるという、ちょっと選挙運動のようにも見えるけど、決して声高に抗議するものではありませんでした。
翌年以降、学生が中心のIdaho-net.が主催するようになりました。「性の多様性」を伝えるような、若々しくてさわやかなイメージとなり、「周りにLGBTの友達がいる?」という投票掲示板を作ったり、クイズをやったり、よりポップな雰囲気になりました。昨年は「ソニーマーケティングファンド」の助成も受け、NHKや新聞などでも取り上げられ、社会的な意義を認められました。
また、東京だけでなく横浜、名古屋、大阪、神戸など全国的な広がりを見せるようになりました。
2009年、さらに新潟や浜松などでも開催が決定しているそうですが、そのほかの地域でもぜひ!ということで、呼びかけが行われています。
「自分たちの住んでる街でもやってみたい」という方が最低3~4人集まればはじめられるように、金銭・物資面でのサポートや、作業の分担(負担軽減)をすることができます。アイデア次第で、街頭アクションの演出方法を変えたり、講演会を開いたりすることもできます。
「IDAHO」はパレードに比べると開催が決して難しくありません。少ない人数で低予算でできるのです。Idaho-net.では、「自分の住んでる街でもやってみたい」という方たちのために、金銭・物資面でのサポートや、作業の分担(負担軽減)というお手伝いができます。
また、やり方がガチガチに決まっているわけではないので、アイデア次第で、街頭アクションの演出方法を変えたり、講演会を開いたりすることもできます。
お近くの図書館や公民館、デパートや男女共同参画センターなどで、「多様な性に関する”メッセージ展”」(LGBT当事者からのメッセージを紙に書いて展示する)を開催することもアリだそうです。
街頭アクション開催地の締め切りは4月5日です。
思い立った方、質問がある方、idaho_net.へどうぞ。
idaho_net.「地元で愛ダホー(IDAHO)!」開催地募集
http://yappaidaho.blog.shinobi.jp/Entry/37/