
GAY LIFE JAPANニュースでもお伝えした通り、今年のレインボー祭りはギリギリまで開催が危ぶまれ、主催する二丁目振興会の方々は本当に苦労されていました。
しかし、当日は無事に開催することができただけでなく、例年通りたくさんの人でにぎわい、ハデなパフォーマンスの代わりに可能な範囲で工夫をこらした演出が施され、会場の人たちがちゃんと楽しめるようなお祭りとして盛り上がっていました。
その様子をレポートいたします。
8月10日(日)、猛暑でもなく雨でもなく、ちょうど過ごしやすいお祭り日和。
新宿二丁目仲通りには、早くからたくさんの人たちが詰めかけていました。
16時、仲通りに面した栗原ビルの踊り場に二丁目振興会会長(『mf』マスター)の福島光生さんが登場し、レインボー祭の開会が高らかに宣言されました。今年は路上にステージやブースを置けないということで、こうしてビルをうまく使ってトークが行われたのです。
酒樽の御神輿を担いだお祭り野郎たちが威勢よく登場し、仲通りを練り歩きました。(御神輿のリーダーは『Base』のマスター、Toshiさん)

その後、二丁目随一の人気ドラァグクイーン・エスムラルダ(『アイランド』ミセコ)が登場し、会場内のブースを回って紹介していきました。いつもは仲通りのあちこちにバーンと出店されているブースも、今年は辰巳出版のビルの前など、歩道ではない所をねらって小さめに出店されている感じでした。
路上ではLiving Togetherプロジェクト(Rainbow Ring+ぷれいす東京)のボランティアの方々がお揃いのTシャツを着てうちわを配っていました。100円以上の募金で風船をもらえ、それがフィナーレのときに飛ばす風船として使えるということで、すごくいい形のHIVチャリティになっていました。
とにかく何千人もゲイ(だけじゃなくレズビアンもノンケさんも)が参加してたので、それだけでも楽しい雰囲気でしたが、福島光生さんが尾辻かな子事務所の窓などから顔をのぞかせ、ブースを回って紹介しているエスムラルダとずっとかけあいを繰り広げ、始終トークショーが繰り広げられていたのが新しく、一人で参加した人たちも退屈せずに過ごすことができた気がします。
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18時すぎ、毎年恒例の「新虹(あらぬーじ)」のエイサー演舞がスタート。総勢50名のメンバーのかけ声と太鼓、三線の音と唄が夕暮れ時の二丁目に響き渡り、夏らしく、ちょっと感動的な催しでした。後半、カチャーシーが始まると、見物客も入り乱れて踊り出し、レインボー祭はそのままフィナーレへ突入しました。
「10・9・8…」カウントダウンが始まると、さっきまで騒然としていた会場が一気に静まり返りました。「3・2・1ゼロ!」カウントダウン終了と同時に、参加者それぞれの思いを乗せた色とりどりの風船が二丁目の空高く昇っていきました。
いつもはみんな違うゲイバーで飲んだりしてるけど、この日ばかりはキモチを1つにして「二丁目があってよかったな」「また来年もこのお祭りでたくさんの友達に会えるといいな」そんな思いを胸に抱き、フィナーレの余韻に浸っているようでした。
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