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銀座に出現した高さ56m(旗艦店
の中で最高)のビルがまるごと
アバクロです 12月15日、Abercrombie & Fitch(以下、アバクロ)銀座店がオープンし、1000人近い人たちが行列を作りました。銀座6丁目・中央通りに面した一等地(松坂屋のはす向かい)に高さ56m、12階建てのビルが出現し、1階から11階までが店舗(ほとんどまるごとアバクロ)という造りになっています。
アバクロは、流行に流されず、通年着用できるコットンを中心とした日常着にヴィンテージ感を演出したアメカジ・ブランドで、若干高価格帯なのが特徴。ベッカムやブリトニーなどのセレブも愛用していることから、アメリカでも30代後半~40代を中心とした多くのファンを抱えています。アバクロはずっと、米国内のみでショップを運営し、海外出店には消極的でした。2007年に日本進出の計画がありましたが、イギリス・カナダへの出店が優先され、昨年ようやく東京・銀座にオープンすることになったのです。旗艦店としては、ニューヨーク、ロサンゼルス、ロンドン、ミラノに続き、世界で5番目(アジア初)となります。
日本のゲイの間では、世間で知られるずっと前の1990年代末から、そのセクシーすぎるカタログが話題になりはじめ、もともと二丁目ファッションがアメカジと相性がよかったこともあり、2000年~2004年頃にブームを迎えていました。
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オープニングを飾ったストアモデ
ル。現在は日本人のストアモデル
たちが活躍中。
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これはNY店ですが、こんな壁画
が一面に描かれていて圧倒的です それでは、すでに行かれた方も多いこととは思いますが、ゲイ視点でアバクロ銀座店の体験をレポートしてみたいと思います。
入口にはドアボーイが立ち、エントランスフロアでは巨大なダビデ像(アンダーウェアは着けています)と上半身裸のマッチョな男の子(ほとんどゲイナイトのGO-GO BOY)がお出迎え。このほとんどGO-GO BOYのようなモデルさんとは、希望すればツーショット写真が撮れるという素敵なサービスも用意されています(お願いするのはちょっと勇気が要りますが…)
1Fのエントランスからはエレベーターに乗るのが正解(ちょっとテーマパークのアトラクションっぽいかも)。エレガならぬエレベーターボーイのご案内で7Fへ降り立つと、そこはまるでクラブのよう(ゲイナイトみたい)。もちろんアバクロのシャツやパーカーなどがディスプレイされてはいるのですが、商品を見せるショップとしてはありえないくらいの光量の低さで、フレグランスの香りが立ちこめ、バツグンのルックスを誇る(あからさまにゲイっぽい)ストアモデルが思わず踊りだしてしまうほどのボリュームでクラブミュージック(ゲイアンセム系。ホイットニーとか)が流れているのでした。「照明、音楽、フレグランスにこだわった五感を刺激する空間演出」と謳われていますが、本当にその通りだと思います。
レディースは7F〜11F、メンズは6F〜3F(2Fはデニム)なので、7Fから階段を降りて見ていきましょう。するとすぐに、階段の壁一面に描かれた巨大な壁画(アバクロのショップの中でも世界最大級だそうです)に目を奪われるハズ。アバクロのあのカタログのような、若くてスポーティでいかにもアメリカンでカジュアルな雰囲気の男の子たちの絵で、ともするとそれが裸体だったり、男の子どうしじゃれあってたりもして…そんなセクシーすぎる壁画に囲まれて薄暗い階段を降りて行くと、一瞬「ここはゲイサウナ?」という錯覚すら覚えてしまいます。
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この辺りのセーターが目を引きま
した。実際に試着したりして買え
るなんて夢みたい!? それはともかく、今まで一部のセレクトショップかネットの通販でしか買えなかったアバクロの商品がズラリと並ぶ様はさすがに圧巻で、まるで海外にいるような、夢を見ているかのような気持ちになります。決してお安くはない商品ばかりなので、あれもこれもお買い求め、というわけにはいきませんが、もともとゲイテイストな(どう考えてもゲイ向けな)ラインナップですので、きっと「これほしい!」とひとめぼれするようなアイテムに出会えるハズ。
「ようやくアバクロが日本に来たか…」と感慨を覚える方もいらっしゃるでしょうし、「もっと早く出してくれればよかったのに…」と感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、ともかく、まだ行かれてない方は、観光気分で一度、ご覧になってみてはいかがでしょうか?