nude japanは、アンダーウェアだけでなく、ゲイのファッションをトータルに提案するオンライン通販ショップ。アバクロやアメリカンイーグルなど、ゲイに人気なアメリカンブランドの洋服(もちろん正規品)を日本にいながら買うことができ、しかも送料無料というところが大きな魅力です。そして、nude japanは、HIV予防啓発イベントなどにも積極的に協賛している志の高い企業でもあります。社長の天堂さんにをお話をお聞きしてみました。(後藤純一)
メンズファッション通販サイト「nude」
ーーアンダーウェアを売るオンライン通販ショップはたくさんありますが、Tシャツやポロシャツ、キャップ、香水など、幅広く手がけるお店って、あまりないですよね。ゲイ・ファッションをトータルにコーディネイトできるお店、というコンセプトなのかな?と思いますが。
そうですね。みんな「あの服どこで買ったのかな」って気になったりするじゃないですか。そういう服が買えるお店になったらいいですよね。「nudeのサイト見ればいいんじゃない?」とか、「あ、ここで売ってた!」みたいな。
ーーnudeというネーミングが素敵ですよね。店名の由来は?
単にエロティックな意味での裸っていうことではなく、何もないまっさらなところに1つ1つ身に着けていく歓び、というような意味を込めているんです。
ーー心を裸にして、みたいな感じですね。確か3~4年前にスタジオスタッグの姉妹会社としてスタートしたんですよね。誕生のきっかけ、経緯を教えてください。
もともとは、「洋服とかも売れたらいいね」というスタッフ内の他愛もない話から始まったんです。やっぱり下着は外せないよね、とか。最初はタイで仕入れてきた安いシャツなどを売っていたんですが、あまりニーズがなかった。ので、今何が流行ってるんだろう?と調べて、今の形になりました。
ーーマーケティングリサーチをして、TOOTとアバクロという売れ筋を組み合わせて展開するようになったわけですね。
そうですね。あとはアバクロの姉妹ブランドであるHOLLISTERやRUEHL、American Eagleも。下着もTOOTだけでなく、アッシュとか、様々なニーズに応えられるようなラインナップになっています。
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nude japan社長の天堂さん。
実はこのアバクロのダウン、
僕も愛用してます。
ーーアバクロはずっと直営店がなくて、買うのが大変でしたよね。英語のサイトを読んで買わないといけないし、送料も高いし。なので、こうやって買えるのはとても便利でした。
日本でもアバクロの通販をやってる会社もありますが、本物じゃないものもまざってたりして。うちは現地のスタッフが正規品を仕入れて運んで、という形でやってますので、品質は間違いないです。
ーーちなみにアバクロは、12月に東京に初めて出店しますよね。そうすると、今後の主力商品が変わってくる感じですか?
そうなんです! 日本にまだ入って来てない、NYのブランドをみなさんにご提供できるように企画中です。今度は、アバクロほどハイクラスな値段ではなく、かわいくて、お手軽に喜んでいただけるような感じです。
ーー素敵! 日本のゲイシーンに登場するのは初めて?
たぶん。ネットの正規のお店のブランドのサイトを見ても国際配達ができないようになってるので、日本では買えないんです。
ーー楽しみにしてます。じゃあ、今のアバクロは在庫一掃セールをしたりとか?
はい、その予定です。
ーー新しいブランドも入れて、ますます活性化されそうですね。何かnude japan独自のサービスなどあれば教えてください。
意外とアパレルの業界ではありそうでなかなかやってない、完全送料無料、というところでしょうか。TOOTのパンツ1枚でも無料なので。地方のお客さんとか、とても喜んでくださって。普通だったら5000円以上とかじゃないと無料にはならないですよね。
ーー確かに、ありがたいサービスですね! nude japanは、いろんなゲイイベントにブース出店したり、豪華賞品を提供したりという形で協賛してきました。単に利潤追求するだけではなく、ゲイコミュニティのために貢献してきた企業だと思います。その思いみたいなところをお聞かせください。
GLAPはスタジオスタッグ主催なので当然なのですが、今年の6月には名古屋のNLGRにnude japanもブースを出しました。HIV予防啓発のイベントだからっていうのがあって。採算度外視で、イベントの盛り上げにつながれば、という気持ちですね。
ーー東京から地方のイベントに行ってブース出店するのって本当にお金も体力もかかるし、大変。儲けのためにやろうと思ってもできないこと。天堂さんの心意気なんですよね。
先代の社長の春日亮二が、やはりHIV予防啓発のことを一生懸命やっていた。その遺志を受け継いでいる、というところもあります。そして、同じゲイの仲間のために、みんなに喜んでもらえれば、という気持ちですね。
ーーそういう会社をこそ、応援していきたいって思います。これからも、ますますの発展をお祈りいたします。どうもありがとうございました!