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熱気あふれるシドニーで極上のエクスタシーを体験!


  昔から「人生観が変わる」と言われ、日本から行く大勢のゲイたちを魅了し続けてきたシドニーのマルディグラ・パレード
 3月6日~7日、シドニーのHOTなゲイシーンを体験しながら、世界で最も華やかなマルディグラ・パレードを歩くというツアーを開催いたしました。40万人の観客たちのアツい声援を受けて、13人の参加者たちが感動と興奮に包まれながら笑顔で行進しました。社長の東田真樹がその模様をレポートします!
(パレードの写真:felix@sydney gaze)


3月6日(金) ツアー初日
シドニーのHOT!なゲイシーンを満喫

 マルディグラ・パレードを翌日に控えたこの日、GTJのマルディグラ・プレミアム・ツアーがスタートしました。
 まだまだ夏のシドニーは晴天に恵まれ、絶好の日光浴日和。
 市内(シティ)からバスに揺られること30分、GTJ御一行が初めに目指したのはラペルーズ・ビーチ。ボンダイビーチがあまりに有名なせいで、外国人にはあまり知られていませんが、地元っ子なら誰でも知っているゲイビーチです。到着する頃には人出のピークを過ぎていたというのに、それでも150人近くのオージーが、日光浴や海水浴を楽しんでいました。(世界各地から何万人も集まって来てるので、アメリカやヨーロッパの人もまざっていたかもしれません)
 このビーチ、本来ヌードになることは禁止されているはずなのですが、なぜかビーチにいた人のほとんどが裸。マルディグラというお祭りムードもあって、無礼講だったのでしょうね。
 ツアー参加者の方たちはというと、ゆっくり日光浴を楽しむ人もいれば、勇気を出してタイプの人の横に陣取る人もいたりと、それぞれフリータイムを満喫。喧噪状態のボンダイと違い、ラペルーズはとても静かでゆったりと時間が流れ、沖縄の離島を思い起こさせるものがありました。ヌーディストビーチ状態になっていたとはいえ、みんな目をギラギラさせているわけでもなく、思い思いのスタイルでのんびりと過ごしていました。

 ゲイビーチでのフリータイムを終えた後は、シドニー市内に戻って、ちょっと早めの夕食をいただきました。シドニーのレストランはたいてい予約が要りますし、外国からもたくさんの観光客がやってくるこの時期は、予約を入れるのも一苦労。ゲイのメッカであるオックスフォード・ストリートのレストランやカフェの中には、この時期予約を受け付けてくれなくなるところもあるので、なおさらです。が、GTJ御一行は、オックスフォード・ストリート近くの人気カフェ『Battuta』のテラス席に待ち時間なしで座ることができ、たいへん快適でした。
 『Battuta』はオックスフォードの中でも最もゲイの通行人が多いところに位置しているので、テラス席は行き交うイケメンをチェックするには最高の場所。そんな特等席に座りながら、ツアー参加者の方には、チョイスメニューの中からお好きなメインを選んでいただき、シドニーグルメを堪能していただけました。
 この日は夜遅くならないうちに解散し、各自オックスフォードのバーやクラブに繰り出し、パレード前夜で盛り上がるシドニーのゲイシーンを満喫しました。

3月7日(土) ツアーフィナーレ
40万人の声援を浴びながら晴れやかにパレード!


ワクワクしながらパレードの準備に励む
参加者の方たち
 ついにマルディグラ・パレード当日。いよいよ世界最大のゲイパレードを歩く時がきました。
 パレード出発地点のハイドパーク(オックスフォード・ストリートの西端)には、朝から多くの人が集まってきていました。パレード参加者の受付けが始まる夕方ともなると、身動きするのも大変なほどの混雑で、交通規制も始まりました。パレード出発2時間前にはすべてのグループがスタート地点で待機。振付けの最終調整をしているグループもあれば、すでに音楽をガンガンにかけて踊り狂っているグループもあります。いやがおうでもパレードの興奮が盛り上がります。道を歩くというよりも、大きなステージに上がるような緊張感です。
 昨年は30回記念で大きな盛り上がりを見せたマルディグラですが、今年はなんとその昨年よりも多い、120以上の団体が参加登録しました。ドラァグクイーンや髭熊兄貴たちの定番フロートはもちろんのこと、今年は人権擁護団体や動物愛護団体なども多く、それぞれが非常に手の凝ったフロートを用意してきました。
 また「Nations United」というテーマを掲げた今年は、北米やヨーロッパだけでなく、アジア、南米、アフリカなど、様々な国や地域からのグループが参加していたのも特徴です。
 GTJのツアーに参加されたお客様は、日本代表としてのプレッシャーからか、最初はとても緊張しているようでした。が、そんなお客様にGTJからのサプライズが待っていました。それは、ゲイだとカミングアウトしつつ北京オリンピックで見事に金メダルを獲得したマシュー・ミッチャム選手との記念撮影タイム! 今回のパレードで先頭を歩くという栄誉を与えられ、オーストラリアだけでなく世界中のゲイのアイコンとなったミッチャム選手といっしょに写真が撮れたということで、みなさん一気に緊張がほぐれたようでした。本当によかった!

 近くのフロートを見て回ったり、衣装チェックをしながら待機していると、バイクのエンジン音が轟きました。マルディグラ・パレードの先頭を飾るバイク集団「Dikes on Bikes」がパレード開始を告げたのです。
 通常、パレード参加者は、他のフロートを観ることはほとんどできません。が、JAPANフロートは運よく、待機地点がパレード出発地点のすぐ脇だったため、他のフロートがスタートしていく様子を間近で観ることができました!
 1グループ、そしてまた1グループとフロートが出発していくのを見守るうちに、だんだんと出番が近づき、緊張感が高まっていきます。さっきまで他のフロートを観ながら興奮していたツアー参加者の顔も真剣になりました。いよいよパレードのスタート地点につきます。


 参加者が大きなレインボーフラッグ、そして日豪LGBT交流のシンボルとして、日の丸とオーストラリアの国旗を掲げると、沿道から「Happy Mardi Gras!」と大きな歓声が上がりました。
 最初は緊張で遠慮がちに歩いていた参加者も、ものすごい数の歓声に包まれ、一歩歩くごとに興奮が高まってきたようです。「Happy Mardi Gras!」一人の参加者が沿道に向かってそう叫んだかと思うと、今度は別の参加者が沿道の見物客にハイタッチ。女性の参加者も負けじと沿道に向かって投げキスをすれば、今度は見物客からも投げキスが返ってきます。みんな心の底から幸せそうな笑顔でした。
 中には、生まれて初めてパレードを歩くという参加者の方もいて、「どうしよう。怖い」なんて言っていましたが、40万人のあたたかい声援を受けて、「こうやってたくさんの人が祝福してくれているんだ。僕はひとりじゃない。そして堂々とゲイとして生きていっていいんだ」という表情を見せながら、歩いていました。そう考えると、目から自然と涙があふれ出してきて…。そんな感動にひたりながら、13人の日本代表は、胸を張って、オックスフォードストリートを約1時間パレードしました。

 パレード終了地点まで来ると、そこはアフターパーティの会場「FOXスタジオ」のすぐ手前。ここで翌朝までパーティが続きます。プレミアのパーティチケットを確実に受け取ったツアー参加者の方たちは、いったんホテルに戻り、着替えてシャワーを浴びたり仮眠を取ってから、数万人がダンスを楽しむ巨大なクラブ遊園地を満喫していただけました。


 
 世界で最も華やかなゲイパレードを歩き、2日間でこれ以上ないくらいゲイシーンを濃厚に体験するツアーはこうして幕を閉じました。
 参加者の方たちのあの笑顔こそがこのツアーの成功を物語っていますし、私どもの喜びです。様々困難はありましたが、開催して本当によかったと、心から思いました。参加者のみなさん、写真を撮ってくださった「SYDNEY GAZE」のFelixさん、その他ご協力くださったみなさんに心から感謝申し上げます。